状態別技術概要

様々なタイプの高品質な界面活性剤を生み出す
ゆるぎない技術力の基盤があります。

可溶化

ある液体に不溶または難溶性の物質を、界面活性剤によって、熱力学的に安定した透明状態にする技術

  • 香料の可溶化、ビタミンA、CoQ10など油性活性成分の可溶化、最適な可溶化剤の選択法(化粧品)
  • 香料の可溶化、ビタミンA、CoQ10など油性活性成分の可溶化、難溶性薬剤の可溶化剤などに最適な可溶化剤の選択法と、各種可溶化剤、注射薬、ドリンク剤、マウスウォッシュなど、(医薬品)
  • 香料、活性成分の可溶化技術と可溶化、各種飲料類(食品)
  • 各種芳香剤、消臭剤用界面活性剤(洗剤)
  • モノマーの可溶化(インキ塗料)
  • 水溶性切削油防錆添加剤(油剤)

乳化

交じり合わない2種の液体の一方を他方に安定に分散させる技術

  • ナノエマルションをはじめとする微細エマルション調整技術、多層エマルション、ベシクル、リポソームなどの調整技術、最適な乳化剤の選択法と各種乳化剤、シリコーンなどの微細エマルション、リポソーム(化粧品)
  • ナノエマルションを初めとする微細エマルション調整技術、多層エマルション、ベシクル、リポソームなどの調整技術、最適な乳化剤の選択法と各種乳化剤、植物油の微細エマルション調整技術(経管栄養剤)、各種外用剤、農薬、昆虫忌避剤などのエマルション(医薬品)
  • ナノエマルション、多層エマルション、3相乳化などの高機能エマルション調整、エマルションの粘度制御技術と各種乳化剤、マーガリン、乳化油脂、コーヒーホワイトナーなどのナノエマルジョン(食品)
  • ワックスのナノエマルション、艶出し剤(洗剤)
  • モノマーの乳化、エポキシの乳化、各種乳化剤(インキ塗料)
  • 切削油乳化剤(油剤)

分散

気体・液体・固体などの相に、他の相を微細な粒子として分散させる技術

  • 微粒子粉体の各種油への分散技術、最適分散剤の選択法と各種分散剤、口紅、アイライナー、ネイルエナメル、微粒子油分散物(化粧品)
  • 薬剤の分散、シロップ剤(減粘剤医薬品)
  • チョコレート(食品)
  • 顔料類の分散剤(インキ塗料)
  • 金属粉の分散剤(油剤)
  • セメント流動化剤(建築、土木、紙、繊維など(その他の工業分野)

起泡・消泡

起泡:気体を固体または液体中に分散させる技術
消泡:生成した泡を破壊したり、泡の成分安定化を妨げる技術

  • 洗浄力増強法と最適な界面活性剤の選択法と各種界面活性剤、ムース処方と起泡剤選択法、シャンプー、身体洗浄剤、メイク落とし、毛穴洗浄剤(化粧品)
  • 消毒用手指洗浄、口腔内洗浄、生体検査機器の洗浄剤(医薬品)
  • 野菜、米などの食品洗浄、食器、容器、機械洗浄などの洗浄用界面活性剤、ホイップクリーム、スポンジケーキ、豆腐の消泡などの界面活性剤(食品)
  • 台所、窓ガラス、車、バス、トイレ洗浄用界面活性剤(洗剤)
  • 車、太陽電池パネル、IT機器、分析機器、グリースなどの洗浄剤(油剤)
  • 香料の可溶化剤(建築、土木、紙、繊維など)(その他の工業分野)

潤滑

互いにすべり運動している物体間に、オイルか界面活性剤などを供給して、摩擦力を低減させる技術

  • 界面活性剤と潤滑のノウハウをコンディショナー、感触改良剤へ応用する技術と各種コンディショナー、シリコーンエマルション、(化粧品)・ガラス瓶の洗浄潤滑剤(食品)
  • ドアノブ、車輪などの潤滑油防錆添加剤(洗剤)
  • にじみ防止剤用界面活性剤、水溶性潤滑用界面活性剤(インキ塗料)
  • 潤滑油防錆添加剤、切削油添加剤(油剤)
  • シリコーン類など乳化しにくい物質の乳化技術と各種乳化剤、紙の撥水剤処理剤、繊維の柔軟処理、繊維の化粧品加工処理(建築、土木、紙、繊維など)(その他の工業分野)

表面処理

固体表面に界面活性剤などを吸着させることにより、防曇性・撥水性・防錆性・耐摩耗性・耐酸化性、繊維などの柔軟性などを高めたり、触媒活性を抑えたりする技術

  • 顔料をはじめとする各種粉体の親油処理、疎油処理、フッ素処理、レシチン処理など技術と各種表面処理剤(化粧品)
  • 薬剤の分散性、溶解性、崩壊性改善などの界面活性剤応用技術(医薬品)
  • 果実の艶出し剤用ワックスエマルションの乳化技術と乳化剤床(食品)
  • タイルなどの艶出し剤、汚れ防止剤(洗剤)
  • プラスティックスなどの防曇剤、帯電防止剤(インキ塗料)
  • 防錆剤(油剤)
  • 紙の撥水剤処理剤、繊維の柔軟処理、繊維の化粧品加工処理用界面活性剤(建築、土木、紙、繊維など)(その他の工業分野)

乳化重合

水などの溶媒と溶媒に難溶なモノマーに、乳化剤を混合して重合する技術

  • 塗料・接着剤・繊維・製紙などの乳化重合用活性剤(乳化剤)合成ゴム

生体と界面活性剤

界面活性剤は、生体(細胞膜および構成するリン脂質、タンパク質、コレステロールなど)に対して薬理作用や刺激などの作用を示す。天然界面活性剤の利用も進められている。

  • コレステロール、フィトステロール、レシチン誘導体の合成と生体への応用技術、生体に機能を有する安全な界面活性剤、抗菌剤など(化粧品)
  • コレステロール・フィトステロール誘導体の合成、応用(医薬品)
  • 皮膚に安全な繊維処理、人体に安全な粉塵抑制(建築、土木、紙、繊維など)(その他の工業分野)

洗浄

固体表面などに、物理的あるいは機械的に付着した汚れ(油・固体・タンパク質)取り除く技術

  • 古紙の回収、繊維の脱色、洗浄用界面活性剤(建築、土木、紙、繊維など)(その他の工業分野)

日光ケミカルズ株式会社 - コーポレートサイト -

界面活性剤の用途・分野と技術
トップ
産業分野別製品概要
状態別技術概要

お役立ちコンテンツ

化粧品ビジネスのお手伝い
処方相談
界面活性剤の用途・分野と技術
コラム
Nikko Pedia〈ニコペディア〉
よくあるご質問
総合お問い合わせ

facebook