界面活性剤の機能別選択法

界面活性剤の種類は多く、市場も多岐に渡っております。

日光ケミカルズの界面活性剤を適切にお使い頂く為に、日光ケミカルズの界面活性剤と用途、適切な界面活性剤の選択法の概要を記述しました。

使用条件などにより最適な界面活性剤は変わりますので、詳細は当社の営業にお問い合わせ下さい。

今回はHLB乳化剤について述べます


HLB


○ HLBはポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活性剤の親水性と親油性のバランスを表す指標です。
この数値の求め方には計算法と乳化により求める実測法とがあります。計算法は分子量に占めるポリオキシエチレン鎖の分子量から計算します。
実測法は標準となる界面活性剤とHLB未知の乳化剤にて、標準となる油(流動パラフィン)を乳化して、最も安定なエマルションが得られる組み合わせ比率から求めます。

  本パンフレットの数値は実測法により求めました。


乳化剤


○  乳化条件で乳化剤の種類、量が決まります。弱い攪拌力で油を乳化するにはポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活 性剤が適して おり、イオン性界面活性剤は強い攪拌力が必要です。

○  ポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活性剤は油に溶解し、油/水界面張力を下げますので、油を乳化するのに適しています。油の種類により、最適なアルキル鎖、エチレンオキシド付加モル数を選びます。

  鉱油の乳化:BC-5.5、TGSO-205,TGI-20など

  植物油の乳化剤:GO-440、GS-460、TMGO-10など

  自己乳化油(乳化剤を透明に溶解し、水に触れると乳化する油)用乳化剤:
   TMGO-5、MYO-10、TGI-20、GO-430,TCP-5、TO-30など

○  TAMN系,TAMD系乳化剤で乳化すると油滴は陽イオン性を持ちますので、種々の界面に油が付着し易くなります。

○  エマルションの安定性を確保するには上記の界面活性剤と1割程度のイオン性界面活性剤、もしくは高ポリオキシエチレン鎖長を有する界面活性剤を使います。
エマルションの安定化剤:SMT、BC-150、HCO-100など

○ W/O乳化剤

次のような乳化剤が適しています。有機ベントナイト複合体であるニコムルWOシリーズは粘性のある安定な乳化ができます。

  鉱油:BC-2,SO-10,SI-10など

  極性油:DGMO-90、Hexaglyn-PR15、CO-3など

  ニコムルスWOシリーズはあらゆる油に応用が可能です。

○ 特殊な乳化技術

  当社では次のような乳化をする事が出来ます。詳細は当社営業にご相談下さい。

・  乳化し難い油を乳化します。

・  乳化力の劣る界面活性剤でも乳化が出来ます。

・  親油性の乳化剤でO/Wエマルションを作ります。

・  微細なナノエマルションが作れます。

以上


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