スキンケアもDNAレベルに?!

Los Angels Times(2011年6月6日)に、DNA修復を謳った化粧品が特集されました。最近はDNA修復酵素がサンスクリーンにも配合され、紫外線防御によるDNA損傷抑制+酵素によるDNA修復というダブルの効果が期待されています。特にDNA修復のコンセプトは、紫外線曝露と光老化の関係が数多く報告されていることから幅広く支持されています。日本においても、化粧品雑誌などでDNA修復に関する特集が組まれています。

紫外線が光老化の一因であることはよく知られています。紫外線はDNAを損傷し、炎症反応、しわなどの老化現象、さらには皮膚ガンをひき起こします。本来、細胞には損傷したDNAを修復する酵素があります。しかし、加齢とともにその酵素の働きが追いつかなくなり、老化現象を促進していまいます。

そこで今回ご紹介するのは、PhotosomesV, UltrasomesV,Roxisomes というDNA修復酵素含有のリポソーム原料です。この原料は皮膚の基底層まで浸透し、皮膚細胞内で酵素を放出します。酵素が働き、DNA修復を行うことで、免疫反応の回復、ストレスシグナルの調節、紅班抑制、Ⅰ型コラーゲン分解酵素であるMMP-1の活性を抑制します。

これらの原料は紫外線を浴びたあとに塗布しても、DNA損傷を修復することができる画期的な原料です。これらの原料を配合することで、DNA修復効果をもつ化粧品を作ることができます!

各原料についての詳細はこちら・・

PhotosomesV
光回復酵素「フォトリアーゼ」含有
紫外線により生じたDNA損傷(ピリミジンダイマー)を直接修復します。可視光下で働くため、サンスクリーン製剤や昼用化粧品に最適です。

UltrasomesV
DNA修復酵素「UV-エンドヌクレアーゼ」含有
紫外線により生じたDNA損傷(ピリミジンダイマー)を切除します。可視光がなくても働くので、ボディ用化粧品や夜用化粧品にもお使いいただけます。

Roxisomes
DNA修復酵素「オキソグアニングリコシラーゼ-1」含有
紫外線により生じた活性酸素がおこしたDNA損傷(8-オキソグアニン)を切除します。核内だけではなく、ミトコンドリアDNAの損傷も軽減します


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