酵素「UV-エンドヌクレアーゼ」含有リポソーム。紫外線でダメージを受けたDNAをじっくり修復

紫外線によるDNA損傷を速やかに修復する酵素を含有するリポソーム製剤をご紹介します。

ULTRASOMES V(ウルトラソームス)(以下ULTRASOMES®)は、DNAを修復する酵素「UV-エンドヌクレアーゼ」を内包するリポソームです。皮膚の表皮細胞内に浸透し、UV-エンドヌクレアーゼを放出し、DNA損傷を安全に、そして有効に修復するように設計されています。

●UV-エンドヌクレア-ゼによりDNA損傷部を修復
●DNA損傷自然治癒プロセスの律速段階に寄与し、修復時間を短縮
●ストレスシグナルの抑制

ULTRASOMES®は、Micrococcus luteusから得られた、DNA損傷の自然治癒をつかさどる酵素「UV-エンドヌクレアーゼ」を含んでいます。この酵素は、もっとも紫外線耐性が大きい酵素の1つとして知られています。

ULTRASOMES ®のDNA修復効果について

1. DNAの修復
ヒト培養線維芽細胞または皮膚組織に紫外線を照射し、ULTRASOMES®を適用しました。その後DNAを抽出し、シクロブタン型ピリミジンダイマーの量測定し、ULTRASOMES®のDNA修復効果を評価しました。紫外線照射によるDNA損傷(図15A)は、自然治癒効果により、6時間後、DNA損傷が若干減少します(図15)。一方、ULTRASOMES®を適用した場合には、DNAの修復効果が加速されました(図15)。

DNAの修復

2. ストレスシグナルの調整
ヒト線維芽細胞にUVBを照射し、1%のULTRASOMES ®を適用しました。18時間培養後、細胞内のDNA損傷を示すTNF-CAT量を測定しました。UVB照射後は、ヒト細胞中の腫瘍壊疽因子(TNF)が増加しますが、ULTRASOMES®の適用によりTNF量は減少しました(図16)。
また、ヒト皮膚組織にUVBを照射したときのインターロイキン-1,-8,-6 (IL-1、IL-8、IL-6)の遊離量を、UVB未照射時と比較しました。ULTRASOMES®は、UVB照射後のIL-1、IL-8、IL-6の遊離を抑制しました(図17)。

ストレスシグナルの調整

ULTRASOMES ®について、製品資料はこちらをご覧ください。
※会員の方はログイン後にPDF資料をダウンロード可能です。

※可視光を利用してDNAを修復する酵素「フォトリアーゼ」を内包するリポソーム(PHOTOSOMES(フォトソームス)®)については、こちらをご覧ください。


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