抗シワおよび美白効果を併せもつビタミンA誘導体Part2

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2. 美白効果
2-1 正常ヒトメラノサイトにおけるチロシナーゼ生合成の評価(細胞内チロシナーゼ活性による簡易法)
正常ヒトメラノサイトに所定の濃度のNIKKOL VA-LINOあるいはリノール酸を添加し、48時間培養後、細胞を溶解して、チロシナーゼ生合成量を基質である3,4-Dihydroxy-L-phenylalanine(L-DOPA)による呈色法を用いて測定しました。
結果を図4に示しました。NIKKOL VA-LINOは、25 μmol/L以上の濃度で濃度依存的に、チロシナーゼ生合成量を有意に減少させました。一方、リノール酸を添加した場合、細胞毒性が認められない濃度範囲においては、有意なチロシナーゼ生合成量の減少は認められませんでした。

2-2 3次元培養皮膚モデルを用いたメラニン産生の評価
3次元培養皮膚モデルにおいて、所定の濃度のNIKKOL VA-LINOを表皮側(上部)に直接塗布し、2週間後、メラニン産生量の測色による評価およびメラニンの簡易定量を行いました。測色による3次元培養皮膚モデルの色味の変化は、明るさを示すパラメーターであるL*値を指標に評価しました。またメラニンの定量は、アルカリ可溶化法による簡易定量法により行いました。なお、NIKKOL VA-LINOの3次元培養皮膚モデルに対する毒性は、アラマーブルー法にて評価しました。細胞生存率はブランクの皮膚モデルの生存率を100%として百分率で示しました。
測色の結果を図5(左)に示しました。測色において、0.1%の処理濃度で有意なL*値の増加が認められました。
また、メラニン含有量変化(棒グラフ)及び細胞生存率の結果(折れ線グラフ)を図5(右)に示しました。メラニンの定量において、0.1%で有意なメラニン含有量の減少が認められました。

【NIKKOL VA-LINOの安定性】
NIKKOL VA-LINOは、室温および45℃での3ヵ月間安定性評価において、パルミチン酸レチノールとほぼ同等の安定性を示しました(図6)。

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