新製品情報_2014 Autumn(3製品)

製剤に新たな感触を付与するαゲル形成剤 (NIKKOLピュアフォスα)

NIKKOL ピュアフォス αは高純度の直鎖モノアルキルリン酸です。NIKKOL ピュアフォス αはL-アルギニンで中和し、水を加えることで簡単に安定なαゲル構造を形成します。αゲルとは液晶構造のように規則的な配列をもち、固体のような感触の特徴的な構造体です。また、αゲルは内部に多量の水を保持できるため、高い閉塞性、保湿性を有します。これまで、界面活性剤と高級アルコールなどを組み合わせ、αゲル構造を形成させ製剤の機能性向上や感触改良が図られてきましたが、界面活性剤単独で安定なαゲルを形成するのは困難でした。
NIKKOL ピュアフォス αは、L-アルギニンで中和するだけで、単独で安定なαゲルを形成します。また、NIKKOLピュアフォス αにより形成されるαゲルは、特有の“油性成分を配合してもべたつきの少ない、さっぱりとした感触”を製剤に付与できます。従来の液晶構造を有する製剤とは異なり、さっぱりした感触を示すとともにと優れた保湿性を有する新しい感触のクリームなど、新感覚の製剤開発に最適です。
詳しくは、製品情報よりカタログ(ビュレチン)を参照ください。

低粘度の水系処方でも調製可能なラメラ液晶形成剤(NIKKOLピュアフォスLC)

皮膚の細胞間脂質は、両親媒性脂質と水で構成され、層状の構造(ラメラ液晶構造)を形成しています。化粧品分野では、ラメラ液晶構造を有する製剤が、高い保湿性とバリア機能が持つことが知られており、製剤の機能性向上に応用されています。

NIKKOL ピュアフォス LCは、分岐モノアルキルリン酸アルギニン塩です。高純度なモノアルキルリン酸塩の生産法を確立したことにより、簡単に安定なラメラ液晶構造を有する製剤の調製を可能にしました。広い温度領域と低濃度でのラメラ液晶を形成します。また、NIKKOL ピュアフォス LCを低濃度で水に分散させるだけで、ラメラ液晶を形成するため、比較的粘度の低い美容液など水系の剤型に応用可能です。

ピュアフォスLC図1

詳しくは、製品情報よりカタログ(ビュレチン)を参照ください。

新・カルボマー登場(NTC-CARBOMER 380,381)

カーボマー歴20年以上の日光ケミカルズが、自信をもってご紹介する、新・カルボマーです。

商品名:NTC-CARBOMER 380(高粘度用) ,NTC-CARBOMER 381(低~中粘度用)

・酢酸エチルとシクロヘキサンの溶媒中で重合されたタイプです(ベンゼンフリー)

・外原規「カルボキシビニルポリマー」適合

・薬添規「カルボキシビニルポリマー」適合

・中国INCI対応

詳しくは、製品情報よりカタログ(ビュレチン)を参照ください。

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