化粧品原料成分(化粧品素材)のプロフェッショナル_1

日光ケミカルズでは、さまざまな化粧品原料成分(素材)を保有し、お客様のニーズにあったご提案ができます。ぜひ一度お問い合わせください。

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化粧品は、様々な成分(化粧品原料成分)で構成されていいます。2001年に規制緩和が行われ、品目別許可制度が廃止となり、全成分表示の義務づけや企業責任において、自由に原料を選ぶことが可能になりました。(ネガティブリストを除く)

 

2001年以降、様々な化粧品原料成分が発売されています。ここで一度化粧品原料の種類をおさらいしておきます。

1.化粧品原料成分の種類

油脂、ロウ類炭化水素脂肪酸及び有機酸アルコール、エーテル、エステル、シリコーン油とフッ素油、多価アルコール、糖類、高分子、海面活性剤、粉体および色材、植物・海藻エキス、アミノ酸およびペプチド、ビタミン、紫外線防御剤、殺菌・防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、香料、水など、多くの成分が含まれています。

1-1油脂

油脂とは,トリグリセリドすなわち脂肪酸とグリセリンとのトリエステルを主成分とするものである。高級脂肪酸と高級アルコールとのエステルであるロウ類とは区別されてる。天然の動植物界に広く存在しており,食品をはじめとして,種々の工業分野に利用されている。常温での性状により,液体のものを脂肪油,固体のものを脂肪とよんでいる。

(1) 植物油

植物の種子などから,圧搾や溶媒抽出により得る。植物性指向の流れから,植物油が注目されている。また、植物油脂を起源とする脂肪酸や高級アルコールを原料とするエステル、界面活性剤が多く使用されるようになった。

(2) 動物油

化粧品および医薬部外品には,牛脂および硬化牛脂が汎用されてきた.しかしながら,狂牛病発生に伴い,「原産国が禁止国である場合に,使用してはならない成分(医薬審発第1434号)」として、牛脂,硬化牛脂,ウシ骨髄脂が指定された。禁止国(原料としての使用が禁止されている国)として指定された原産国は,ヨーロッパ諸国のほか、日本、アメリカなど多数にのぼっているため、事実上牛脂および硬化牛脂の使用は困難な状況にある。このため,パーム油や硬化パーム油などの植物油が代替品として、使用されている。一方,豚,馬,鳥(エミュー,ダチョウなど)、魚からの油およびそれらの硬化油も化粧品に使用されている。

(3) 化粧品用油脂の製造工程

化粧品用の油脂はつぎに示すような精製工程を経て、不純物が除かれ,色やにおいが改善される。

①圧搾、溶媒抽出により原油を得る

②リン酸、活性白土などによる混在するガム質の除去

③アルカリを使用した脱酸処理による遊離の脂肪酸の除去

④活性炭などの吸着剤による脱色

⑤水蒸気脱臭

また,近年,超臨界炭酸ガスにより低温で植物油を抽出する製造方法も実用化されている。溶媒の除去が容易であり、しかも製造時における油脂の酸化を抑制できる利点がある。

(4) 化粧品への利用

油脂類は、化粧油の基剤、クリームの油相成分やエモリエント剤、メークアップ化粧品の粉体の結合剤、シャンプー・リンスの加脂肪剤・感触改良剤として利用されている。

従来、化粧品には,主として食用油脂をそのまま利用していたが,近年では化粧品に求められる効果・機能を有する種々の化粧品用油脂の開発が行われてきている。たとえば、酸化安定性に優れ、皮膚に有効な作用を示す油脂として、マカデミアナッツ油メドウホーム油などが開発された。また品種改良されたヒマワリより得られたハイオレイックヒマワリ油も従来品より大幅に酸化安定性が改善されている。

高度不飽和脂肪酸を含有する油脂の皮膚への効果には、プロスタグランジンなど各種のホルモン様物質(イコサノイド)の合成、細胞膜の強化、組織の再生促進による老化防止機能などがある。また必須脂肪酸の欠乏は皮膚の病変の原因となり、リノール酸の補給で回復するといわれている。このような観点から月見草油、ローズヒップ油ククイナッツ油、ボラージ油などが注目されている。これらの油脂を使用するにあたっては,酸化に対する安定性が考慮されなくてはならない。

一方、食品分野では近年、体脂肪の蓄積を抑制する食用油として、ジアシルグリセロール(ジグリセリド)が注目されている。グリセリンに脂肪酸が二つ結合したジグリセリドは,天然油脂にも1~10%程度含有されている成分である。

トリグリセリドと比較して、ジグリセリドは摂取後中性脂肪に再合成されにくく、体脂肪になりにくいとの報告がある。

2.化粧品の有効成分

肌荒れ防止剤、老化防止剤、美白剤、育毛剤、皮脂ケア・にきびケア剤、紫外線障害予防剤、スリミング剤、刺激緩和・抗炎症剤、毛髪コンディショニング剤

3.化粧品製剤化技術

乳化、可溶化、分散、洗浄、起泡・消泡、ぬれ、増粘・ゲル化、リポソーム、マイクロカプセル、経皮吸収促進剤、結晶化防止

4.化粧品原料および製剤の評価

化粧品及び化粧品原料成分の有効性評価法、化粧品及び化粧品原料成分の安定性評価法、防菌・防黴性評価法、化粧品及び化粧品原料成分の安全性・動物代替試験法

 出典:新化粧品ハンドブック(日光ケミカルズ

化粧品原料(化粧品素材)のプロフェッショナル_2

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