水溶性増粘剤のラインナップ

水溶性高分子カルボマー

水溶性高分子について(カルボキシビニルポリマーなど)

カルボキシル基をもった水溶性高分子で、構造的にはアクリル酸を主鎖として、架橋剤としてアリルショ糖やペンタエリスリトールなどが含まれています。カルボキシル基含有量は、薬添規では58~63%、外原規では57.7~63.4%と規定されている物質です。
水溶性高分子の中では特に増粘効果に優れ、経時的な変質や温度による変化が少ないなどの優れた特徴をもっています。
さらに水溶液は、チキソトロピー性が高く、分散安定性に優れています。

中和剤として有機アミンを使用することにより、水以外の溶剤も増粘させることができます。

“カルボキシビニルポリマー(カルボマー)は優れたレオロジー調整剤で、増粘剤、分散剤、安定化剤”として広くパーソナルケア製品に用いられています。1%またはそれ以下の使用量で、高粘度から低粘度”まで幅広い粘度の製品開発に応用することが出来ます。カルボマーは半世紀以上にわたり広く活用され ており、常に変化し続ける革新的な化粧品や医薬品の開発が現在も行われています。”

カルボマー

水への分散性が高い自己膨潤型増粘剤「NTC-CARBOMER FD-21」

化粧品表示名称:(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
INCI名:ACRYLATES/C10-30 ALKYL ACRYLATE CROSSPOLYMER
商品名:NTC-CARBOMER FD21

NTC-CARBOMER FD21は、水に素早く分散するアクリル酸系の増粘剤です。水に添加するだけで“ままこ”にならずすぐに膨潤するので、調製の手間がかかりません。海外ではすでに多くパーソナルケア製品の増粘剤として使用されています。

・水への分散性が高く、“ままこ”の発生がほとんどありません。
・従来のNTC-CARBOMERと比べ、耐塩性が改善されました。
・透明性の高いゲルが調製できます。
・NTC-CARBOMER FD21粉末を、水表面へ散布するだけで自然に膨潤して水に分散します。
・調製の時間が大幅に節約できます。

NTC-CARBOMER FD21の水への分散性

近日動画公開予定

NTC-CARBOMER FD21の製品情報

NTC-CARBOMER FD21

(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーの中国 INCI

NTC-CARBOMER FD21の粘度
45,000~65,000Pa・s(0.5%水溶液)

水溶性高分子カルボマー

NTC-CARBOMERの物性

NTC-CARBOMERは、アクリル酸の共重合体です。NTC-CARBOMERを水に分散させアルカリで中和すると湿潤し、急激に増粘します。この粘度挙動はNTC-CARBOMERの種類によって異なり、380は高粘度、381は低粘度の製剤が調製できます。

NTC-CARBOMER 380

NTC-CARBOMER 380は、酢酸エチルとシクロヘキサンの溶媒中で重合された、非常に効率よく高い粘度を付与できるレオロジー調整剤です。輝きと透明性のあるゲル、水性アルコールゲルやゲルクリームを調製できます。

NTC-CARBOMER 381

NTC-CARBOMER 381は、酢酸エチルとシクロヘキサンの溶媒中で重合された、低粘度で高い安定性のある乳化物や分散物を調製可能なレオロジー調整剤です。NTC-CARBOMER 381は380タイプよりも低~中程度の粘度で効果を発揮するためローション製剤の調製に最適です。

NTC-CARBOMERの増粘機構

カルボキシビニルポリマー(カルボマー)

NTC-CARBOMER 380 / 381の調製方法
水相へ分散させる場合(Direct)
NTC-CARBOMER 380 / 381を低速で撹拌している水相へ、少量ずつ複数回に分けて添加していきます。この時、少量添加したNTC-CARBOMERの粒子が水に完全に分散してから、徐々に添加していきます。この時
、少量添加したNTC-CARBOMER 380 / 381の粒子が水に完全に分散してから、徐々に添加してきます。多量に添加してしまうと粘度が大きくなるため、最大でも約1.5~2%の水溶液が調製の限界です。十分に撹拌した後(1)または(2)の手順で完全に溶解させます。(1)そのまま室温で十分に溶解した後、70度まで加温し30分程度撹拌して冷却します。
(2)室温である程度分散後、一晩放置し膨潤させます。翌日軽く撹拌して均一にします。
カルボキシビニルポリマーの溶解方法Direct法

 

油相へ直接分散させる場合(Indirect)

NTC-CARBOMERを油相へ添加し十分撹拌し分散させます。この混合物を低速撹拌している水相へ徐々に添加していきます。NTC-CARBOMERが油相から水相へ移行していきます。20分~30分程度混合撹拌します。

カルボキシビニルポリマーの溶解方法Indirect法

一般的な中和工程

(1)NTC-CARBOMERを低速撹拌している水に徐々に添加し、気泡などが入らないよう注意しながら分散液を作ります。(2)(1)で作成した分散液を中速度で攪拌しながら、10%に調製した水酸化ナトリウム水溶液を徐々に加え中和します。この時pH7付近で最も安定してNTC-CARBOMERの性能が発揮されます。

成分 配合量(%)
精製水 97.50
NTC-CARBOMER 0.50
水酸化ナトリム(10%水溶液) 2.00

 

中和剤の選択

??????????????????????以下のような中和剤を使用することができます。
高濃度エタノール、アセトンなどの溶剤をNTC-CARBOMERで増粘させる際は、アルコールに可溶な中和剤を選択してください。

カルボマーの中和剤選択

中和時の注意点
水酸化ナトリウムなどの強アルカリを使用する際は、少量の添加でもpHの変化が大きくなるため慎重に中和してください。過剰中和による粘度の低下の原因となります。また、水酸化カルシウムのような2価のアルカリは、NTC-CARBOMERの中和には絶対に使用しないでください。水溶性の2価のアルカリはNTC-CARBOMERと架橋して沈殿を生じ、粘度が低下します。

 

NTC-CARBOMERの製品情報

NTC-CARBOMER 380 / NTC-CARBOMER 381

NTC-CARBOMER 380 / NTC-CARBOMER 381の粘度
カルボマー

カルボマー中国INCI対応

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