乳化香料について

乳化香料には、

①油溶性香料と比重調整剤を含有した油相成分を、保護コロイド物質(アラビアガム、加工澱粉、大豆食物繊維 など)

化学的合成法の界面活性剤(ポリグリセリン脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステルポリソルベート など)

天然由来の界面活性剤(レシチン、酵素分解レシチン、サポニン など)

を用いて乳化し、使用時に混濁果汁に近い濁りと油溶性香料特有の香味を発現するもの

②油溶性香料を化学的合成法の界面活性剤(ポリグリセリン脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステルポリソルベート など)

天然由来の界面活性剤(レシチン、酵素分解レシチン、サポニン など)を用いて乳化し、水に透明に溶解するものが広く利用されている。

*ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、炭素数12~22、重合度が3つ以上でHLB8以上のものなど

*ポリソルベートとしては、ポリソルベート20、ポリソルベート60、ポリソルベート65、ポリソルベート80

また、高いアルコール濃度に耐性のある乳化香料を透明に溶解させる課題を解決する手段として、界面活性剤であるポリグリセリン脂肪酸エステルの精製度を高めたり改良し、

・    可食性油性材料

・    精製ポリグリセリン脂肪酸エステル

・    多価アルコール

・    水

からなる組成物を乳化処理して得られる、耐アルコール性透明乳化香料を提案できる。

高親水性ポリグリセリン脂肪酸エステル

可溶化力に優れる食品用ポリグリセリン脂肪酸エステル

本品は、グリセリン、ジグリセリンおよびトリグリセリンなどの低縮合物を除去したポリグリセリンを原料とする親水性の高いポリグリセリン脂肪酸エステルです。従来のポリグリセリン脂肪酸エステルを比較しグリセリン低縮合物の脂肪酸エステルの含有量が少ないため、可溶化に優れ、可溶化物の耐塩性および高温安定性が向上します。

これにより、従来のポリグリセリン脂肪酸エステルでは困難であった、高温殺菌工程

を含む飲料用可溶化物などへの用途が期待できます。


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