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2018年10月11日
高まる“ハラール化粧品”への関心|第1回ハラール医薬品化粧品国際会議で口頭発表を実施
2018年10月6、7日に埼玉県の川越市(ウエスタ川越)で開催された、第1回ハラール医薬品化粧品国際会議および第7回アジア太平洋薬学教育ネットワーク会議において、弊社が10月中にハラール(ハラル)認証取得を予定している国内2工場(宇都宮・那須)における取り組みやハラルパーソナルケア市場におけるマーケット・オポチュニティについて口頭発表を行いました。

発表後の質疑応答も非常に活発に行われ、海外のみならず、国内のメーカーもハラル化粧品・パーソナルケア製品について高い関心を持っていることが窺えました。


発表内容
題名:How to Capture Market Opportunity of Halal Cosmetic Market in SEA
発表者:関根快太郎

内容:東南アジア(SEA)の経済は拡大傾向にあり、中間層の消費者増加によりパーソナルケア市場が今後急速に拡大すると見込まれます。これらの市場の多くの消費者がムスリムであり、イスラムのルールに準拠していることを表すハラル認証を持つパーソナルケア製品へのニーズが非常に高まっており、ムスリムの消費者ニーズに合わせた製品開発がこの地域におけるビジネス発展には不可欠です。

ただし私達が実際にマレーシア・インドネシアの多くの消費者に現地でのパネルディスカッション・調査を行った結果、多くのムスリム消費者がハラル認証を取得したパーソナルケア製品を求めている一方で、市場に認証を取得しているパーソナルケア製品が少ないこと、その結果として製品の原料由来に不安を感じながら購入をしている事実が明らかになりました。またその主たる原因が高品質なハラル認証原料が市場に少ないことであると判明しました。

このことからパーソナルケア市場において強みを持つNIKKOL GROUPとして私達の製品・製造プロセスのハラル化対応を行うことで、ムスリムの人たちが安心してパーソナルケア製品を利用してもらう環境が作れるのではないかとの思いから、7年以上にわたり積極的にハラル化への活動に取り組んでまいりました。

その結果として、2011年にはシンガポール工場でMUISを取得し、宇都宮と那須にある2つの工場についてもハラル認証を受ける予定です。セッションでは、東南アジアのハラルパーソナルケア市場におけるマーケット・オポチュニティと、弊社の認証取得に向けた取組から見えるハラル化対応におけるポイントを詳しく説明しました。


当社のハラル製品やハラル化の活動についてご興味ある方は、コチラからお問い合わせください。
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