アスコルビン酸

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成分名

(和):アスコルビン酸

(英):Ascorbic Acid


局方 局外規 粧原基 粧外規 食添 JCID 既存化学物質番号 TSCA EINECS番号 CTFA CAS No.
5-62 2000662 50-81-7




定義

ビタミンCともよび、レモン、オレンジ、新鮮野菜など天然植物中に広く存在している。抗壊血病活性をもつ。ブドウ糖を水素添加によりソルビトールとし、醱酵酸化してL-ソルボースを得、ジアセトンソルボースを経て合成する(C6H8O6:176.1)。


成分・組成




特徴

結晶粉末は安定、水溶液は空気により酸化分解されやすい。酸化はアルカリ性下、鉄、銅イオンの存在下で促進される。コラーゲン合成の際に、プロリルヒドロキシラーゼの反応を鉄とともに促進する。生体異物の解毒、免疫増強作用などがある。


用途

食品では酸化防止、鮮度保持の目的で使用される。化粧品では、クリーム、乳液、化粧水、歯磨、シャンプー、リンスなどに使用される。


商品

日本ロシュ、第一製薬、武田薬品