感光素101号

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成分名

(和):感光素101号、感光素NK19、プラトニン

(英):Photsensitizer 101


局方 局外規 粧原基 粧外規 食添 JCID 既存化学物質番号 TSCA EINECS番号 CTFA CAS No.
9-2312




定義

写真乾板に増感作用のあるシアニン系の色素である(C38H61I2N3S3:909.9)。モノクロロアセトンとチオアセトアミドから2,4-ジメチルアゾールをつくり、これとn-ヨウ化ペプチルを反応させ、ヨウ化3-n-ヘプチル-2,4-ジメチルチアゾリウムを生成する。これにο-ギ酸エチルエステルと無水酢酸を加えて合成する。


成分・組成




特徴

抗菌性が強く、白血球貧食作用の促進、外科的疾患(たとえば火傷)の治療への利用などがあり、経皮的使用による皮膚、肝臓、腎臓への影響は少ない。


用途

化粧品としては、強い抗菌性を利用して皮膚の清浄、保護などを目的として、乳液、化粧水、クリームなどに使用される。また、天花粉、セッケンなどに無刺激抗菌剤として0.002%以下の濃度で用いる。


商品

感光社