L-アルギニンL-グルタミン酸塩
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成分名
(和):L-アルギニンL-グルタミン酸塩
(英):L-Arginine L-Glutamate
局方 | 局外規 | 粧原基 | 粧外規 | 食添 | JCID | 既存化学物質番号 | TSCA | EINECS番号 | CTFA | CAS No. |
○ | ○ | 9-1559 | ○ | 2243500 | 4320-30-3 |
定義
1958年、General Mills社によりアルギニンとグルタミン酸の薬理効果を組み合わせたアルギニングルタミン酸塩が創製された。塩基性アミノ酸であるL-アルギニンと酸性アミノ酸であるL-グルタミン酸とを中和析出させたものである。(C11H23N5O6:321.3)。
成分・組成
特徴
L-アルギニン、L-グルタミン酸はともに非必須アミノ酸であるが、幼児ではL-アルギニンの生合成能力が十分でないため準必須アミノ酸である。無水物は結晶性を示さないが、3分子の結晶水により安定化する。L-アルギニンとL-グルタミン酸は比較的水に溶けにくいが、この2種のアミノ酸を塩にすることにより水に溶けやすくなる。
用途
かまぼこの“こし”を補強する目的や、緑茶の風味改良剤として使用されている。化粧品では、化粧セッケン、シャンプー、リンス、化粧水などに使用される。
商品
L-アルギニンL-グルタミン酸塩(味の素、協和発酵)