ジパルミチン酸アスコルビル
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成分名
(和):ジパルミチン酸アスコルビル、L-アスコルビン酸2,6-ジパルミテート、ビタミンCジパルミチン酸エステル
(英):Ascorbyl Dipalmitate, L-Ascorbic Acid 2,6-Dipalmitate
局方 | 局外規 | 粧原基 | 粧外規 | 食添 | JCID | 既存化学物質番号 | TSCA | EINECS番号 | CTFA | CAS No. |
○ | ○ | 5-63 | ○ | 28474-90-0 |
定義
アスコルビン酸は水溶性で、油に溶けず、しかも化学的に不安定なため、製剤化に難点がある。アスコルビン酸の化学的不安定は2,3位のエンジオール結合に由来するものであり、いずれかをエステル化すれば安定性は確かなものになる。したがって2位と6位をパルミチン酸エステルとして安定性を高めたビタミンC誘導体である。アスコルビン酸にパルミチン酸クロリドをピリジンなどの塩基の存在下にエステル化して得る(C38H68O8:653.0)。
成分・組成
特徴
経口投与により、2-アスコルビン酸同様の成長曲線を示し、生体内でビタミンC活性を示す。しかも安定である。
用途
化粧品には、肌あれ、色黒、しみ、そばかす、日やけ、雪やけなどに対する予防、治療を目的として使用する。
商品
NIKKOL CP(日光ケミカルズ)